遠くの緑と山

遠くの緑と山

私が小学2年生だった時の体験談です。

 

視力が0.5まで落ちました。

 

私自身は眼鏡をかけることへのあこがれがあって、このまま下がり続ければいいなどと
考えていましたが、親は許しませんでした。

 

テレビや漫画を読むことに制限をかけられたり。

 

しかし、勉強もよくしていたので教科書はたくさん見るし、大して効果があったとは思えません。

 

一番効果があったと思うのは、「緑の山の頂上をずっと見ておく」ことを実行させられたことです。

 

”緑色を見ると目にいい”という親の信心からです。

 

学校から帰ってきたら、ベランダで洗濯物を取り込んでる母の横に座らされて、
そこから見える山の頂上の山小屋のようなものや、付近の高圧電線の鉄塔などを
10分間程じっと観察することを強制されました。

 

部屋から母が見張っているのでサボれません。

 

生まれた時から変わらない景色を見る、実に退屈で苦痛な時間。

 

日曜などはまぬがれましたが、それを1ヶ月以上続けされられました。

 

すると、次の視力検査で0.9という眼鏡は不要のラインまで回復。
私個人は「ちぇっ」という気分でしたが。

 

今現在30代ですが、それから視力検査で1.0〜1.5をずっとキープしています。

 

オンラインゲームにはまって何時間もやったり、仕事で一日中パソコンを
使っている日々があっても、です。

 

ただ、大人になってから感じたことですが、疲れている時(目以外の部分でも)は、
やたらと目がボヤけます。

 

たぶん、緑色のものを見ていたことがいいというより、「遠くのものを見ようとする」ことが
目の水晶体のピントを合わせる筋肉のトレーニングになったのだと思います。

 

本を読む等で近くにピントを合わせることは頻繁にしますが、日常生活でそんなに
遠くを注視することは少ないからです。

 

実際、遠くの看板の文字を読みたいと思ってそれに集中していると、
読めるようになったりしていました。

 

数日後、コンディションのいい時に読めるようになったりしていました。